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プラーナーヤーマ入門~完全呼吸法

2022.5.4(祝日ワークショップより)




プラーナーヤーマとは調気法、呼吸法。

プラーナ「気・生命エネルギー」とアーヤーマ「停止、伸ばす、拡散」の二つの言葉からできています。プラーナはエネルギーであり、プラーナーヤーマとは、呼吸によって取り入れたプラーナを体の中に留め、さらに体中に広げることを意味します。


呼吸は、いつも自律神経の働きによって自動的におこなわれていますが、意識的にある程度コントロールできます。呼吸の仕方によって、呼吸に関する自律神経の興奮を調整することができ、それはやがて情緒の平衡と全身の自律神経の調和をもたらします。


日常行っているアーサナ(体を動かしてポーズをとる)練習は、体を整え、健康を高めるのが主な目的ですが、アーサナを行いながら、呼吸法や瞑想の練習を行う準備がだんだん整っていきます。


✨今朝のオンラインワークショップでは、ヨガの呼吸法の準備段階として、完全呼吸法を中心に練習しました✨


完全呼吸とは、横隔膜を使う腹式呼吸と、主に肋間筋を使う胸式呼吸の両方を使って、肺底(肺の下部)から肺尖(肺の最上部)までを使う深い呼吸法です。


【手順】背骨を伸ばし安定した座り方を整えてから

①お腹を薄く、背中に近づけるように十分息を吐き出す(お腹は硬くなる)

②力を緩めると自然に空気が入り、横隔膜が下がってお腹がすこし膨らむ

③力を入れて胸郭を広げながら息を吸いこみ、胸の底のほうから鎖骨の上まで満たしていく。(このとき肩はわずかに持ち上がり、自然に腹部は少し引っ込む)

④わずかの間だけ息を止め、肩を緩め、静かにゆっくりと息を吐く。吐くときは、お腹からすぼまり始めて、しだいに上部もすぼまっていく。最後まで息を吐き切る。

⇒②③④繰り返し


練習のポイントは座位が安定していること。背骨をまっすぐに保つことが大切で、座り方は何でもよく、椅子座位でも構いません。ワークショップでは、仰向けに寝て、お腹と胸に手のひらを載せ、お腹や胸の動きを感じる練習から行いました😀


最初からうまくできなくても、大丈夫!!😀まずは普段より深い呼吸を感じてみましょう✨



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